家計簿は意味ナシ&無駄なポイントカードは捨てるベシ!“最強コスパ男”井村俊哉さん「年末年始のお金の増やし方」part.2 (2/3ページ)
■ポイントカードの“黄金枚数”
次に節約の代名詞ともいえるポイントカードについてです。ポイントカードは、家計簿と違い、使えば使うほど確実に経済的なリターンが得られます。財布に何十枚もカードを入れ、いついかなる買い物でも対応、1ポイントでも多くゲットする。そんな節約猛者もいることでしょう。しかし、そんな達人ワザをできる人は一握りだけではないでしょうか。僕も含めてですが、多くの「ポイント凡人」は、そんなこと絶対にできません。むしろ、把握できないような数のポイントカードを持っていることが、ストレスになっていないでしょうか? 残念ながら多すぎるポイントカードは、とてもコスパが悪いんです。
それでは実践編。まず、あなたの財布を開いてみてください。いつもらったか覚えていないカード、何か月も使っていないカードがありましたら、財布から出しちゃいましょう。使わないカードで財布がパンパンになっていたら、本当に活用すべきポイントカードが埋もれてしまうんです。さらに、10%引きクーポン券や割引券の存在を忘れてしまうことも……。
実は、財布に入れて持ち歩くべきポイントカードを見極めるラインがあります。それは、月1000円も使わない店のポイントカードは、今すぐ財布から出す、ということ。残ったカードが持ち歩いてもいいカードです。
そしてついに、コスパが高いポイントカードの“黄金枚数”を見つけました。以下、発表します。
(1)日用品の買い物――スーパー、ドラッグストアなど――理想枚数は“5”枚前後
(2)共通ポイントカード――Tポイント、Ponta、楽天など――理想枚数は“3”枚前後
(3)専門店――家電、美容院、洋服など――理想枚数は“0”。極力持たない
持つべきポイントカードの総数は、5~10枚程度が理想です。
(1)から説明します。スーパーやドラッグストアなど日常品をよく買う店はほとんど決まってますよね。生活圏内に多くても5店舗ほど。だから、この記事を読んだのを機に、月に1000円以上使わない店のカードは、引き出しにしまっちゃいましょう。