なぜ、新年の「やる気」は続かないのか? (2/3ページ)

新刊JP

やる気とは「車のガソリンのように有限なもの」であり、「うまく補充できれば自己肯定感をむやみに下げず、物事に取り組み続けることができる」と著者。
では、どうすれば長期的に「やる気」を維持することができるのだろうか?

■「やる気」を持続させるポイントは「過去」にある

自己肯定感が高い人は、難しいことに挑戦し、目標を達成することでますます自分への信頼を高め、「やる気が高い状態」が持続する好循環をつくっている。
そう言われると、「それは能力が高いからできるのでは?」「性格的な向き不向きがあるのでは?」と思いたくなるだろう。しかし、こうした好循環は、性格や能力に関わらず誰でも生み出せるという。

なぜなら、「やる気」の源泉は、誰しもが持っている「過去」にあるからだ。

どんな人でも、時間を忘れるほど夢中になったこと、ワクワクしながら目標に向かって進んだ経験、自然とやる気に満ち溢れて取り組んだ物事が、これまでの人生の中であったはずだ。
そうした「過去の素晴らしい記憶」「過去の輝かしい記憶」を思い出すことが、自己肯定感を高めて「やる気が高い状態」をつくりだし、自分にとって大切な感覚や価値観、自分の強みや長所を再発見し、何事もうまくいくスパイラルをつくりだすのだ。

では、どうすれば、自己肯定感を高める「過去」を思い出していくことができるのか。

■「人生の名場面」を書き出して「やる気」の源泉を掘り起こす

本書では、過去を思い出し、やる気が高い状態をつくりだすためのメソッドが紹介されている。
その方法も実にシンプルだ。

用意するものは一枚の紙とペンだけ。
まず、紙に井戸の「井」のように縦横2本ずつ線を引く。すると、9つの空白ができる。
そこに自分にとっての「人生の名場面」を書き込んでいくのだ。

ここで言う「名場面」とは、自分にとって素晴らしい記憶、成功体験、幸せを感じたときを意味する。仕事、プライベート、年齢の制限もなく、どんな些細なことでも構わないし書き出すのにどれだけ時間がかかってもいい。

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