なぜ、新年の「やる気」は続かないのか? (1/3ページ)
年末年始になると「来年は○○をやろう」「今年の目標は○○を達成すること」といった目標を立てる人は多いだろう。
ところが、目標を立てたばかりの頃は「やる気」に満ち溢れていても、どんどんと気持ちがしぼんでいって、また次の年末年始に同じことを繰り返してしまう。そんな人も多いはずだ。
『たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなる』(大平信孝著、大和書房刊)は、「やる気」を持続させるシンプルで簡単な方法が紹介された一冊。
著者は、オリンピック出場アスリート、世界で活躍するトップモデル、ベストセラー作家、企業経営者など1万人以上を、アドラー心理学と最新の脳科学をベースにしたメソッドでサポートしてきた「目標実現」の専門家だ。
「やる気が続かない」「目標を立てたのにやりたくなくなった」「行動する自信がない」といった人たちのために、本書から「やる気」を高い状態で維持するための秘訣を紹介していこう。
■なぜ、あなたの「やる気」は続かないのか?やろうと思い立ったときの高まった気持ちやワクワク感、勢いは、どうしてなくなってしまうのか。
その理由は「自己肯定感」にあるという。
自己肯定感とは、自分のことを肯定できている状態。これが下がっていると自分に自信が持てず、ネガティブな気持ちばかりが出やすくなる。そんな自己肯定感が下がった状態で新しいことを始めて、思うように結果が出ないとどうなるか。
「やっぱり自分にはできない」「自分にはムリ」と、自分を否定する気持ちが強くなり、物事を続ける意欲がなくなったり、やらなければいけないことを先延ばしにしたりする負のスパイラルに陥ってしまうのだ。
新年に立てた目標に向けた行動が続かない理由はそこにある。
節目で一時的にテンションが上がっていると、瞬間的な「やる気」は上がる。ところが、もともと自己肯定感が低かったり、負のスパイラルに入っている状態だと、「やる気」を持続させることができず、ちょっとしたつまずきで投げやりになってしまうのだ。