日産・フェアレディZ誕生から50年の歴史を振り返る!S30からZ34までの代表モデル、432やニスモなどの限定モデルも徹底解説!【前編】 (3/5ページ)

イキなクルマで

■西部警察のパトカーにも採用された2代目フェアレディZ(S130)

出典元:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17189724

S130は、S30の構想をそのまま維持して持ち主からの声を反映して生まれたました。これまでの不満を解消して品質の向上も見られましたが、S30の好調な販売台数を上回らなければならない重圧は非常に厳しいものであったと想像できます。 そしてS130といえばド派手な西部警察の1シーンを思い出される方も多いでしょう。さまざまな特殊装備が施され、幼心にワクワクしながらドラマを見ていたのをつい昨日のことのように感じるのです。印象深いZの2代目となるS130を解説します。 アメリカで大ヒット、Tバールーフ仕様も登場 Tバールーフは、屋根の中央部分だけを残して英字のTのうように見えることから呼ばれるようになりました。天井が残っているので、車の強度を維持しながら開放感のある運転を楽しめるダットサン・フェアレディ以来のオープンカーです。天井と窓を取り外して、暄暖な西海岸を走ることに魅了されて米国で爆発的な支持を得ます。 この形状はZの3代目まで続くロングランヒット商品となり、米国のスポーツカー熱と遊び心を上手に捉え続けました。 ガルウィングに改造された西部警察のスーパーZ ティアドロップのSGをかけて散弾銃を放ちまくる大門団長。彼が操るド派手な黄金色のスーパーZは、S130のTバールーフを跳ね上げ式の自動開閉ドアに改作した力作です。多彩な仕掛けも仕込まれていて、西部警察といえばZという方も多いのではないでしょうか。 この西部警察のシリーズでは、ZとRSの豪華共演も実現していてとてもおすすめできるシリーズです。西部警察を見てスーパーカーに憧れ始めた子供が続出しました。 これだけド派手なスーパーZであるのに、渡部氏は実はマニュアルが苦手でオートマ仕様というのに少しほっこりします。
「日産・フェアレディZ誕生から50年の歴史を振り返る!S30からZ34までの代表モデル、432やニスモなどの限定モデルも徹底解説!【前編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る