文豪・志賀直哉も日記に書き残した昭和初期からロングセラーの薬用入浴剤『ノボピン松の精』のお風呂に入った! (3/4ページ)
ただ香りは”松の精”というだけあって、変わらぬ松の葉イメージの森の香りで仕上げてあるという。
■では実際に入浴してみよう!
まず驚くのは、その粉末の色。なんというか、レンガを砕いたような、火山から取れたかのようなオレンジ色の粉末がインパクト大。そこからフワッと香りたつのは清涼感あふれる松林のような香り。そこに和漢生薬由来の複雑な香りが加わって、いかにも効きそうな香りとなる。
浴槽に一回分の25g程度を溶かす。ひとボトルで20回使用できる計算になる。1回約72円。湯に溶かすと広がるライムグリーン。蛍光色といってもいいほど鮮やかな色合いだ。それでは浸かろう。
これは……、非常に面白い感覚。普段から入浴剤には凝る方なのだが、くすり湯タイプの入浴剤というのは当たり外れが大きい。実際に腰痛などに効きそうでも、あまりにもニオイがきつくて諦めることも多い。
しかしこの『ノボピン松の精』は和漢生薬系の香りではあるのだけれど、松の香り方向へのまとめ方が実に見事。それにより、効きそうでありながら臭くならない絶妙なポイントを攻めてくる。
さらに入浴していると、冷涼感と熱々感が同時にやってくるから不思議。