ピンチ!イチローと菊池は日本開幕戦が見納めの声 (2/2ページ)
マジメな彼らしい決意です」(スポーツ紙記者)
しかし、ハイペース調整が好成績につながるとは限らない。18年シーズン、菊池は「前年以上の好成績を!」と意気込み、早めの調整を行っていたが、その代償からか、5月上旬に左肩の痛みを訴え、約3週間の二軍調整を余儀なくされた。「慌てず、自分のペースで調整しろ!」と進言するプロ野球解説者も少なくない。しかし、夢のメジャーマウンドに立てる喜びからか、ハイペース調整論を変えようとしない。
日本のメディアの予想だが、マリナーズは開幕2連戦に菊池を先発させると見ている。イチローと菊池、日本のファンを意識した集客作戦だが、ハイペースの菊池が18年シーズン同様、“パンクしてしまう”のではないだろうか。
「イチローが日本開幕戦後も『現役選手』として残れるとしても、4、5番手の外野手扱いでしょう。スタメン出場は少ないと思われます」(前出・米国人ライター)
イチローを観たいとする日本のファンは多い。しかし、集客アップに利用されるだけなら、話は別だ。やはり、2試合7安打をマークし、控え外野手の評価を覆してもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)