米津玄師『Lemon』は“失恋ソング”?マツコの番組に反論が殺到

まいじつ

米津玄師『Lemon』は“失恋ソング”?マツコの番組に反論が殺到

1月8日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)新春2時間スペシャルが、“失恋ソング”を特集。さまざまな楽曲を紹介する中で、米津玄師の『Lemon』が登場し、米津ファンから疑問の声が上がった。

この日の番組には、沖縄出身バンド『HY』のメンバーである仲宗根泉が出演し、「マツコの知らない失恋ソングの世界」を解説。槇原敬之の『もう恋なんてしない』や、宇多田ヒカルの『First Love』など、年代ごとの失恋ソングをパネルで紹介していった。

そして、このパネルの最後には、昨年ヒットした失恋ソングとして「Lemon」の名が。すると、ツイッターでは

《「Lemon」は恋というか永遠の別れのような…》
《Lemonが失恋ソングて本気かよ。あれは死別ソングだろ》
《大切な人と死別する歌なんだと思ってた。まあ解釈は人それぞれだな》
《米津玄師のLemonは失恋ソングに振り分けられるのか…?》
《恋人というより、人生の最愛の人との別れって感じ》

など、テーマを“失恋”としたことに疑問を呈す声が続出した。

米津自身が明言した歌の意味

確かに、「Lemon」の歌詞には《自分が思うより恋をしていたあなたに》《そのすべてを愛してた あなたとともに》など、恋人との別れを連想させるフレーズが目立つ。しかし、作詞した米津自身の発言を振り返ると、“失恋”がテーマの歌ではないことが浮かび上がってくる。

「米津は『CUT』2018年3月号のインタビューで、《この曲を作っている最中にうちのじいちゃんが死んだんです。それで今まで自分の中で作り上げてきた『死』に対する価値観がゼロになった》と語っているんですよ」

「さらに、《結果、『あなたが死んで悲しいです』とずっと言ってるだけの曲になりました》とも答え、失恋ではなく“死別”をテーマにした楽曲であることを明言しています」(音楽誌ライター)

おそらく制作者としては、昨年最大の話題曲をラインナップの最後に持ってくることで番組を盛り上げたい意図があったのだろう。関係ないのに無理矢理に引っ張り出されてしまうことに、現在の米津の絶大な人気がうかがえる。

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