なぜ人は泣くの?笑うの?夢をみるの?ごく身近なことなのに、未だに科学で解明されていない10のこと (2/5ページ)
今のところは、治るまでひたすら耐えるか、効果が証明されていない方法で頑張るしかない。
・3. 全身麻酔が効く仕組み
麻酔医は麻酔の扱い方は習得しているが、それが効く理由をきちんと理解しているかと言えば、そういうわけでもなさそうだ。
ノボカインのような局所麻酔なら、痛みが中枢神経に到達する前に、神経細胞のタンパク質の働き方を変えて痛みを感じなくさせると分かっている。
だが全身麻酔の分子レベルの作用については謎に包まれたままだ。
中枢神経系の神経細胞に存在する各種タンパク質の働きに干渉しているようであるが、実際にどのようにそれが行われているかはよく分からない。
全身麻酔にはいくつもの種類があり、それぞれが異なる仕組みで効いている可能性が高い。このことも全身麻酔が効く理由の一般的なモデル作りを難しくしている。
・4. 睡眠が必要な理由
睡眠不足は、長期にわたった場合深刻な病気につながるリスクを増大させる。完全に眠りが奪われてしまえば、命にすら関わる。
・睡眠不足になると脳は自らを食い始め、ダメージを負う(イタリア研究) : カラパイア
人が眠るよう進化したのは、休息や記憶の固定化といったことが理由であるようだが、では眠るとなぜその目的に適うのかといったことはよく分かっていない。
また上記の理由のほかにも、起きていてもあまりメリットのない時間にエネルギーを節約するためといった説もある。
動物界に広く眠る習慣が見られることから、そこに大きな進化上の利点があることは納得できるのだが、少なくとも現時点ではそれついて決定的な説明はない。