『いだてん』生田斗真の“天狗倶楽部”は『土竜の唄』の再来!? (2/3ページ)
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昭和と明治が行き来する、スピード感あふれる展開。語り部の落語家、古今亭志ん生をドラマに組み込むという演出。さらには主人公の金栗四三(中村勘九郎)が最後まで登場しないというかつてない仕掛けは、さすが宮藤官九郎(48)が脚本を手がけただけある。『あまちゃん』(同局系)で連続テレビ小説に革命をもたらしたこの脚本家なら、大河ドラマも絶対に面白いものにしてくれるはずだ、とワクワクが止まらない初回の放送だった。
とはいえ、この第1話で最も話題になったのは、スポーツをこよなく愛する若者集団、“天狗倶楽部”だろう。なぜかすぐ服を脱ぐこの暑苦しい男たちは、今後もドラマを盛り上げる存在になりそうだ。中でもその中心人物、三島弥彦を演じている生田斗真(34)は、今後もドラマのキーマンになる予感がする。
■宮藤官九郎との名コンビが復活
生田斗真はジャニーズ事務所の所属ながら、歌手活動をほぼせずに俳優業を中心に活躍している。その演技力には定評があり、16年にトランスジェンダーを取り上げて注目された映画『彼らが本気で編むときは、』や、昨年、瑛太(36)とダブル主演で注目された『友罪』など、とにかく主演作が多い人気俳優だ。