「いだてん」第2話 振り返り。春野スヤは熊本のはいからさん「逢いたかばってん逢われんたい♪」自転車節とは? (2/3ページ)
1番
逢いたかばってん逢われんたい
たった一目でよかばってん
あの山一丁越すとしゃが
彦しゃんのおらす村ばってん
今朝も今朝とて田のくろで
好かん男に口説かれて
ほんに彦しゃんのおらすなら
こぎゃん腹も立つみゃあばってん
千代八千代
どうしたもんじゃろかい2番
チリリンチリリンと出て来るは
自転車乗りの時間借り
曲乗り上手と生意気に
両の手離した洒落男
あっち行っちゃ危ないよ
こっち行っちゃ危ないよ
危ないよと言ってる間に
そらずっこけた
千代八千代
どうしたもんじゃろかい
スヤが歌っていたのは1番の冒頭部分ですね。1番だけ見ると方言はたしかに熊本らしくはあっても、あまり「自転車」らしさがないですね。ですが2番はちゃんと自転車について歌った内容。
「ハイカラ節」とはいからさん元となったハイカラ節の歌詞はこうです。
1番
ゴールド眼鏡の ハイカラは
都の西の 目白台
女子大学の 女学生
片手にバイロン ゲーテの詩
口には唱える 自然主義
早稲田の稲穂が サーラサラ
魔風恋風 そよそよと2番
チリリンリンと やってくるは
自転車乗りの 時間借り
曲乗りなんぞと 生意気に
両の手放した シャレ男
あっちへ行っちゃ ヒョーロヒョロ
こっちへ行っちゃ ヒョーロヒョロ
それあぶないといってるまに
ころがり落ちた
1番はいろんな女学校の女学生について歌われていて、とにかく西洋のものばかり登場していていかに「はいからさん」が目立った時代だったかがわかります。並べてみるとわかりますが、2番のほうは熊本自転車節もあまり内容にかわりがありません。