不老長寿の果実や恋愛、カラオケ…「100歳まで長生きできる」全国MAP (3/4ページ)
逆に運動をしなければ、どんどん体も心も衰えるばかりです」(前出の志賀氏)
何もジムに通え、というわけではない。「普段の生活でできるだけ歩くことを心がけるんです。特に足腰を使うことは大事で、下半身がしっかりしていれば、“なんでもやれて、どこにでも行ける”という実感が湧くので、心身ともに若返り効果もあります」(前同)
たとえば広島県の尾道市は、“坂の町”で知られ、サイクリングも盛んだ。また、長野県では県看護大学が「高齢者水中運動プロジェクト」を組み、高齢者の水中トレーニングを推進しているという。「高齢者には水中運動がオススメ。陸上に比べて体への負担が少なく、捻挫や転倒のリスクも低い。それに若い女性の水着姿なんかも見られれば、目の保養にもなります(笑)」(同)
■歌って踊れば一種のスポーツ
また、運動という意味では、「カラオケも一種のスポーツ」だと志賀氏は力説する。「歌っていると体が熱くなってきますよね。血流が良くなっている証拠で、一説ではカラオケにはランニング同様、有酸素運動的な効果があるといわれています」(同)
歌って踊るだけでも、全身運動、腹式呼吸が自然にできて体にも良いそうだ。「大阪府の泉佐野市では、2016年6月から『第一興商』の通信カラオケ装置『DKエルダーシステム』を使用しています。このシステムは高齢者向けのカラオケ曲を約4万曲も搭載。さらに、イントロ当てクイズも楽しめます」(カラオケ事情に詳しいライター) 通信カラオケ装置にも、“高齢者向け”が誕生しているのだ。
また、歌うといえば、1950〜1960年代に大流行した『歌声喫茶』も、シニア世代にすれば懐かしい場所だろう。「今もなお営業している歌声喫茶は、全国的にあります。たとえば山形県にはシニア客の交流の場となっている歌声喫茶があり、童謡や叙情歌、ポップス、懐かしの歌謡曲などを合唱。和気あいあいとした雰囲気で、皆さん、お元気ですよ」(旅行雑誌ライター)
前出の志賀氏によると、人間が本来持つ本能の一つに「集団欲」というものがあり、「人間には群れを作りたがる本能が備わっています。だから大勢でいると安心するし、逆に一人では生きていけない。