サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「メートルダールが勝ち負け」 (1/2ページ)
東はAJCCが今週のメイン。冬場の4歳馬以上の芝重賞は、特に春のGI戦との関連性があるわけではなく、興趣を削がれることがままあるが、先の日経新春杯と同じく、今年はなかなかの顔ぶれである。
何はともあれ、昨年の菊花賞馬フィエールマンの存在は光る。春の天皇賞を目指しているとみられるが、そうであれば、3月の阪神大賞典か日経賞を今季のスタートにすればいいと思うのだが‥‥。陣営にどんな思惑があるにせよ、この果敢な挑戦には注目せざるをえない。
問題は力を出せる状態にあるかどうかだ。菊花賞以来3カ月ぶりの実戦なのだから、その臨戦過程は大いに気になるところである。
前走後はノーザンファーム天栄(福島県)に移動。しばらくのリフレッシュ放牧のあと、すぐにも乗りだして調整に入っている。関係者によると長丁場を使ったダメージはほとんどなく、立てた調教プランどおりの稽古を消化してきたという。美浦トレセンに戻ってからの調整も順調で、暮れに軽い発熱があったものの、ほぼ臨戦態勢は整っているようにみえる。であれば、軽くみるわけにはいかない。
が、有馬記念を制したブラストワンピースを例に取るまでもなく、フィエールマンと同じ明け4歳馬は強力だ。同期ではグレイル、ジェネラーレウーノも名を連ねてきた。ともにここを目標に乗り込まれてきており、状態のよさがうかがい知れる。
一方、5歳上の古馬勢も元気だ。まだ出否未定も順調に仕上がっているサクラアンプルールを筆頭として、ステイインシアトル、ダンビュライト、シャケトラなど、どれもが争覇圏内だ。
ということで、見応えある一戦と言ってよく、馬券的にもおもしろそうだ。
03年に馬単が導入されて以降、これまでの16年間、その馬単での万馬券は4回(馬連3回)。1番人気馬は4勝(2着2回)、2番人気馬は6勝(2着3回)で、1、2番人気馬のワンツーは2回。特に大きく荒れることは少なく、だいたいにおいて1、2番人気馬のいずれかが連に絡んでいる。
おもしろいのは、7歳以上の古豪がよく頑張っていることだ。