戦車や飛行機、軍旗まで...! 老舗が守り継ぐ「戦時焼き」、味も形も戦前のまま (3/5ページ)

菱形のように見えるのが履帯で、真ん中の「田」の字に見えるのが砲塔だ

モデルとなった第一次大戦期の菱形戦車(Wikimedia Commonsより)

こちらが年季の入った戦時焼きの焼き型
味の方は、焼いた表面の濃い味わいと中の生地の甘味が口内で合わさって素朴でマイルドな甘さに仕上がっている。100年以上親しまれてきた素朴な風味であることを実感した。注意しないといけないのは販売日で、火・木・金曜のみしか焼いていないそうだ。
もう一つの名物はやはり創業当初から発売されている七福神の人形焼き。人形町周辺には七福神を祀った社が点在していることから、初代が創業時に大阪の職人から技術を教わって始めたという。はじめは「まんじゅう焼き」という名前だったそうだが、地名にあやかって人形焼きという名前にして現在に至る。

七福神の人形焼き。