市川海老蔵、“週刊誌に猛反発”は巧妙なブログ誘導戦略!?

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市川海老蔵、“週刊誌に猛反発”は巧妙なブログ誘導戦略!?

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が、怒りを込めた猛反発だ。1月22日の未明に更新した公式ブログにて、週刊誌「女性自身」に掲載された記事を完全否定してみせた。同日に発売された女性自身では「海老蔵と勘九郎 共演NGの亀裂!」と題して、大河ドラマ「いだてん」(NHK)の主演を務める中村勘九郎との不仲を報じる記事を掲載。これに海老蔵が真正面から異を唱えたのである。

 海老蔵は同記事のウェブ版をキャプチャーした画像を掲載しつつ、「バカです女性自身」というド直球のタイトルで記事の内容を否定。「ちなみに私 雅行大好きです」と勘九郎の本名(波野雅行)を出したうえで、「襲名の知らせを聞いてすぐに連絡してくれましたよ、勘九郎さん」と、二人の親密さをアピールしてみせた。この反論について芸能記者が指摘する。

「海老蔵と勘九郎が本当に不仲なのかどうかは当人のみぞ知ることですから、読者にとっては女性自身と海老蔵のどちらが正しいのか、判断を下すことはできません。ただ今回、海老蔵がこうやってブログで取り上げなければ、女性自身の記事がここまで広まることはなかったはずです。なにしろ海老蔵は女性自身ウェブ版の記事をスマホ画面4ページ分にわたって自分のブログに貼り付けていたほど。記事内容を完全否定したかったにしても、引用にしては過大すぎる全文掲載には別の狙いがあるようにも思えます」

 もしや、勘九郎を本気で嫌っている海老蔵が女性自身とグルになり、あうんの呼吸で記事の注目度を上げるという出来レースを仕掛けていたのだろうか?

「さすがにそれはないでしょうが、海老蔵が『女性自身』を利用した形にはなっていそうです。もともとメディアから叩かれることには慣れている海老蔵ゆえ、今回の記事にも過剰反応する必要はないはず。ただ、この記事で女性自身の売上が伸びるのも不愉快でしょうから、あえて記事の全文を掲載することで、ウェブ版女性自身に集まるはずのPVを自分のブログにかっさらったと見ることはできます。海老蔵は同日の朝9時過ぎにも『私も根も葉もないこと言ってみたい』というタイトルでブログを更新。これで元投稿へのアクセスを促し、女性自身の記事を利用してのPV稼ぎに成功したというわけです」(前出・芸能記者)

 叩かれてもただでは済ませない。結果だけ見れば、“海老蔵の巧みな戦略”にも見える一連の投稿は功を奏したようだ。

(白根麻子)

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