野村克也インタビュー「王の弱点は1年目から見抜いていた」 (3/3ページ)

日刊大衆

でも、ストレートじゃダメ。ストレートと見せかけて、ボールにちょっと変化をつける。今で言うカットボールみたいな球が有効だったね。

 そうすればボールを引っ掛けて、たいてい凡打。仮にバットの芯に当たっても、だいたいファールになるから、カウントを稼ぐこともできた。

 王の弱点は、実は彼のプロ入り1年目から見抜いていたんだよね。オープン戦で初めて対戦したとき、外角からちょっと甘く入ったボールを、いきなりバックスクリーンに持っていった。その一方で、内角は打ちづらそうにしていたんだ。

 その後、王は一本足打法に変えて、内角をさばけるようになった。一本足にしたのは大成功だけど、弱点の傾向自体は王が引退するまで変わらなかったね。だからこそ、オールスターで王と勝負するときは、いつも心の中で、こう叫んでいたものだよ。

「セ・リーグのピッチャー諸君、王は、こうやって攻めるんだ!」 誰もマネしてくれなかったけどね(笑)。

――さらに1月28日発売の『週刊大衆』では、野村克也氏のもう1人のライバル・長嶋茂雄氏への思いを語っている。

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