学生注目! 今観ておきたい「大学が舞台」の名作映画 (3/3ページ)

学生の窓口

『ヒポクラテスたち』(1980年)

京都・洛北医科大学に通う医大生たちの青春を描いた映画で、大森一樹監督の最高傑作といわれる作品です(大森監督自身もかつて医大生でした:京都府立医科大学医学部卒業)。

荻野愛作は医学部の6回生。最終学年で臨床実習をこなす日々を過ごしていますが、将来医者になる自分の姿をイメージできません。荻野は大学の寮に住んでいますが、そこには政治活動に熱心な同学年生、留年数回の長老など個性豊かな面々がいました。医大生たちは、将来医療に携わる者としての不安や迷いなど、それぞれがさまざまな思いを持って日々を送っています。本作では彼ら医者の卵、医大生たちの葛藤と成長を描きます。

もう40年近くも前の映画ですが「将来、命に関わる仕事をする医大生」の悩みは現在も変わりありません。先輩たちがやけに大人に見えたり、「自分はやっていけるのか」と不安に思ったりなど、登場人物たちの言動は現在大学生のみなさんの胸にもきっと響くでしょう。


大学が舞台で、大学生が共感できると思われる映画をピックアップしてみましたが、いかがだったでしょうか? ハリウッド映画では、邦画と比べて大学生が主人公の映画は少ないのかもしれません。『ソーシャル・ネットワーク』は珍しい例ではないでしょうか。ぜひ大学生の今のうちに、今回ご紹介した映画をチェックしてみてくださいね。

(柏ケミカル@dcp)

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