米津玄師を超える!?『イノセンス』主題歌で注目の『King Gnu』とは

まいじつ

(C)Makistock / Shutterstock
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昨年の音楽業界は、ネットを中心に若者の間で大ブレークし、圧倒的な存在感を示した米津玄師の話題で持ち切りだった。しかし2019年、早くも“米津キラー”として、『King Gnu(キングヌー)』に音楽ファンがハマりまくっているという。

1月16日にメジャーデビューアルバム『Sympa』をリリースしたばかりだが、インディーズ時代から「鬼才集団」と呼ばれていた「King Gnu」。『バズリズム02』(日本テレビ系)の『これはバズるぞ!2019』で堂々1位に輝くなど、今年のミュージックシーンを早々に席巻する勢いだ。

「16日に発売したメジャーデビューアルバムはiTunes Store総合1位、オリコンデイリーランキング第3位と順調な滑り出しでした。坂口健太郎主演の土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)の主題歌で曲を聴いた人もいるでしょう。新人としては異例の抜粋と話題になっています。米津玄師のアルバムにも参加していることから、米津経由でハマる人が増えていますね』(音楽ライター)

トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル

ボーカルを担当する常田大希は東京藝術大学出身で、学生時代はチェロを専攻。世界的指揮者・小澤征爾主催のオーケストラにチェロ奏者として所属していたこともあるという。「流行ガン無視」の音楽といわれ、独自の音楽性を追求した結果、今では『トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル』と称されるようになった。

「ボーカルの常田以外にも、藝大で声楽を専攻していたメンバーや、国立音大のビッグバンドに所属していたメンバーもいて、その実力は折り紙付き。独自のセンスは音楽だけにとどまらず、MVにも反映されており、そのクオリティーの高さは業界内でも有名です。ドラマの主題歌を機に、今年ブレークするのは間違いないでしょう」(同・ライター)

MVやアートワークは、常田が中心になっているクリエーティブ集団『PERIMETORON』が手掛けているが、現在、映画やファッション業界などからも依頼が殺到しているといい、今後はさまざまなカルチャーシーンで彼らの名前を目にする機会が増えるだろう。

米津ブームに乗り遅れてしまった人も、今年は『King Gnu』を抑えておけば間違いなしだ。

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