墓だと思ったら風呂だった。マヤ文明時代の人々が使用していた2500年前の蒸し風呂が発見される(グアテマラ) (1/2ページ)
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マヤ文明時代を生きていたマヤ人が、宗教儀式、あるいはリラックスするために使ったと思われる、2500年以上前の古代の蒸し風呂が発見された。
見つかったのは現在のグアテマラのナクム遺跡で、他に陶器の器や黒曜石の道具など、儀式に使われ
たと思われる道具も一緒に見つかっている。
・墓だと思ったら蒸し風呂だった
発掘にたずさわった、ポーランド、クラクフにあるヤギェウォ大学の准教授ウィスラー・クロスコウ氏によると、メソアメリカにおける最古の蒸し風呂のひとつと思われ、石灰岩の岩盤を直接掘ったものだそうだ。
この蒸し風呂は、およそ5年前に発見されていたが、まだ発掘作業は続いている。
最初は、墓だと思って作業していたが、発掘が進み、その全容が明らかになってくると、次第に蒸し風呂であることがわかったという。

グアテマラのマヤ遺跡で古代の蒸し風呂を発掘する考古学者たちimage credit:Jarosław Źrałka
・蒸し風呂は儀式に使用されていた可能性
マヤの人たちは、昔も今も蒸し風呂と宗教儀式を結びつけて考えている。古代の高官、神官たちは、単に体を洗うだけでなく、重要な行事の前に象徴として魂を清めるのに、風呂を使ったらしい。
マヤの信仰では、洞窟や浴槽は、神だけでなく、最初の人間が生まれ現われた場所として、ほぼ同じ意味で使用されていたとされる。
こうした場所は、神や先祖が住む冥界への入り口と考えられていたのだ。洞窟や蒸し風呂は、収穫や命を与える水源と結びつけられることもあった。
確かに考古学者たちが最初にこの蒸し風呂を発見したとき、洞窟のように見えた。