日本とインドのカレー比較!インド人もレトルトカレーがお好き?【国変われば文化も変わる】
日本でもおなじみのカレーは、インドからどのように伝わってきたのでしょうか?そして、インドのカレーってどんなもの?日本とインドのカレーにまつわるあんなこと、そんなことについてまとめてみました。
日本・インドのカレーを比較日本のカレーといえば、ジャガイモ・人参・玉ねぎが定番の具材ですよね。そしてスプーンを使って食べます。一方インドのカレーは、小麦粉でとろみをつけず、水気が多くスパイシーなスープが多いのが特徴です。
カレー粉も使わず、ターメリックやクミン、カルダモンなどありとあらゆるスパイスをミックスします。肉のカレーや魚介のカレーはもちろんありますが、そのほかに野菜のカレーや豆のカレーなど、カレーといっても実にさまざま。
そして、右手を使って食べるのがインド流。スプーンを使わず、葉皿に汁が残ったら手のひらですくいあげるようにして飲むのですが、これは日本人が一日や二日で簡単にマスターできるワザではありません。
さらに、インド人は、カレーを作り置きしないそう。毎食ごとにつくり、熱いうちに平らげるのが彼らのこだわりなのだとか。
カレーはどこから来たの?元々、カレーは18世紀にインドからイギリスに伝わったものです。インドを植民地として支配していたイギリスが、カレーという文化を紹介したのですが、そのときスープ(=カリ)で煮込んだ料理をアレンジしたものを、イギリス人がカレーと名付けたのです。
そして明治時代になると、日本にもアメリカやヨーロッパの文化が取り入れられ、その流れでイギリスから日本にカレーが伝わったのです。
日本のカレーライス。実はイギリスから来たものだった!?ちなみに日本人が初めて、インド人が食するカレーに出会ったのはいつ頃かというと…1863年(文久3年)に幕府の遣欧使節一行がフランスの船に乗り換え、インド人と乗り合わせたとき。そのとき、手づかみでカレーを食べるインド人をはじめて目の当たりにした日本人。
これは、かなり衝撃的だったはず。文化の違いを肌で感じた瞬間だったのではないでしょうか。
インドの食卓で必須?!レトルトカレーインドでは、元々カレーと言えば家でつくるもの。ところが、最近はそうもいかないようです。意外なことにレトルトカレーを頻繁に活用しているんだとか。
レトルトカレーといえば日本発祥ですが、インドでも重宝されているんですね。その最大の理由は、インド人女性の社会進出です。
共稼ぎ家庭が増えると、女性の帰宅時間も遅くなり料理する時間もなく、週に何回もレトルトカレーということもしょっちゅう。でもレトルトの種類は豊富だから飽きないし、家事の負担が少なり家族とのコミュニケーションも増えるといいことづくめなんだそう。
カレーという食文化を通して、インドと日本を比較してみたことで、なんだかインドが少し身近になったような気がしませんか?カレーの種類や食べ方は違っても、国民に親しまれている食べ物という点では、同じ。改めて、カレーは奥深い食べ物だと実感させられます。
参考文献:インドを知る事典、インド人とのつきあい方、インドの衝撃 参考サイト:農林水産省 カレーはどこから来たの?、カレーのルーツ日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

