コンビニ、チェーン店、牛丼…「食べていい弁当」「ダメな弁当」徹底調査 (1/3ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
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 バリエーション豊富な具材が詰まり、値段もお手頃。今や生活に欠かせない外食弁当。コンビニやスーパーで最も買うことの多い商品の一つだろう。

「最近では栄養バランスに気を遣った宅配弁当も人気で、毎日の買い物や調理が大変だという高齢者の間でも、利用が広がっています」(流通専門誌記者)

 他にも、牛丼チェーンの丼類から定食屋などの弁当まで含めると、百花繚乱の賑わいだ。

 しかし、中には価格や保存性を重視するために、危険な添加物を使用しているものもあるという。10年、20年と長生きするには、食べるものに気をつけなければならないのだ。そこで、『週刊大衆』記者が各店舗の弁当を持ち帰り調査。その実態を調べた。

 まずは某スーパーで、「九州産地鶏」の文字と“鶏はヘルシー”というイメージから、「ささみかつ&ハンバーグ弁当」を買ってみた。ところが、弁当容器の裏に貼ってある原材料表示を見て、ビックリ仰天。食品添加物が計21種類も使われていたのだ。

『週刊大衆』2月18日号ではインスタント食品を特集したが、添加物がひときわ多かったカップ麺でも使用されているのは15種類前後。それより多いのは衝撃の結果と言っていい。

『食べてはいけないお弁当食べてもいいお弁当』(だいわ文庫)の著者で、科学ジャーナリストの渡辺雄二氏が話す。

「添加物の中には人工的に化学合成されたものが数多くあります。お弁当の場合は具材が多く、どうしても10~20種類の添加物を使わざるをえません。一概には言えませんが、15種類以上も使われているとなると、胃腸の粘膜を刺激し、胃部不快感の原因になりかねません」

 数はもちろん、重要なのは添加物の種類だ。たとえば、発色剤として使われる亜硝酸ナトリウム。お弁当に入っているハム・ソーセージ類や明太子がくっきりした色になっているのは、この化学物質を添加しているためだ。

「亜硝酸ナトリウムは急性毒性が強く、肉や魚肉・魚卵に含まれるアミンという物質と反応し、ニトロソアミン類という強い発がん性物質に変化します。

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