恋を後押ししてくれる、バレンタインデーにぴったりの映画特集 (1/2ページ)
『バレンタインデー』(2010年)
バレンタインデーの1日を過ごす10組のカップルを、同時にストーリーラインが進行する「グランドホテル方式」で描いた作品。花屋を経営しているリードは同棲中の恋人にプロポーズ、教師のジュリアは理想の男性と出会ったことで舞い上がるなど、それぞれ喜怒哀楽にあふれたストーリーが展開されます。バレンタインデーという特別な日に、いろんな「愛の形」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
『ノッティングヒルの恋人』(1999年)バツイチのさえない書店の店主と、ハリウッドのスター女優との恋を描いたラブストーリー。現実にはまず起こり得ないような設定ですが、その出会いや恋心を育む過程は実にロマンチック。主人公を演じるヒュー・グラントの見事なさえない男っぷりも魅力です。終盤のハートフルな展開が、バレンタインデーにぴったりです。
『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(1995年)長距離列車の中で偶然出会った男女の「14時間だけ」の恋を描いた作品。本作は「二人の会話」が物語の中心で、その内容も身の上話などたわいのないもの。しかし、その会話からお互いの人間性や価値観を知り、次第に引かれ合っていきます。そのリアルで繊細な恋模様は必見です。
ちなみに本作の9年後を描いた続編『ビフォア・サンセット』も名作。ぜひ併せてご覧になってください。
『アメリ』(2001年)フランス・パリを舞台に、一人遊びと空想が好きなカフェ店員・アメリの恋模様をユーモラスに描いた作品。空想好きなアメリの頭の中がそのまま具現化されたような、カラフルで不思議な世界観が特徴で、まるで誰かの夢を見ているような感覚になります。