野村克也「巨人のここがダメ! 原辰徳も長嶋茂雄も監督の器じゃない」伝説の名将がぶった斬り! (4/5ページ)

日刊大衆

 攻撃面の中心としては、4番の岡本(和真)はまだ若すぎるかな。V9時代のONがそうだったように、4番というのはチームの模範となるべき選手。かつてONがチームの鑑としてチームを引っ張ったように、監督が「おまえら、ONを見習え」と言えるくらいになってこそ、本物なんだよ。菅野が絶対的エースと言ったけど、それは勝ち星の数の問題じゃないんだ。今の菅野なら、監督は他の投手に「菅野を見習え」と言える。それこそが“真のエース”なんだ。岡本もそんな選手になれるのか、注目だね。

 そういえば、巨人には岩隈(久志)も入ったね。岩隈は、俺が楽天の監督をしていたときの“エース”だったけど、いつも物足りなさを感じていたよ。彼は自分の限界を決めているのか、たとえ好投をしていても、100球を超えると、あっさり降板を申し出る。チームのことは考えていない。無理して投げて、故障でもしたら損という発想なんだよ。

 でも、シーズン中には、決して負けられない一戦というのが必ずある。そういう試合に投げることを意気に感じて、マウンドに上がったら最後まで投げ切る。それが“エース”なんだ。

 その点、田中将大は岩隈とは正反対。そんなことは絶対に言わなかったな。楽天が日本一になった2013年、田中は先発で24連勝。日本シリーズでは抑えとしても投げて、胴上げ投手になっている。それがすべて証明しているんじゃないかな。岩隈のピッチングを日本で見るのは8年ぶりになるけど、彼の意識がどうなっているのか、気になるところだね。

■巨人V9川上哲治監督は日本プロ野球史上ナンバーワン

――巨人の現状をボヤく野村氏には、理想の巨人監督像がある。それは、かつて巨人黄金期を作り上げた川上哲治氏。川上野球に大きな影響を受けた野村氏は、今の巨人に“川上イズム”が残っていないことを嘆く。

野村 今の巨人を見ると、川上さんが築いた野球の継承ができていないことが残念でならない。

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