人はロボットを守るために他人の命を犠牲にするという研究結果(オランダ・ドイツ研究) (1/3ページ)

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人はロボットを守るために他人の命を犠牲にするという研究結果(オランダ・ドイツ研究)
人はロボットを守るために他人の命を犠牲にするという研究結果(オランダ・ドイツ研究)


 今やロボットは、工場での作業はもちろん、地雷の撤去といった危険な作業や、家事や看護のアシスタントとしても利用されるようになってきた。

 最新のAI(人工知能)を搭載し、多種多様な専門的あるいは日常的な作業をこなすロボットが増えきているわけだが、こうした状況を見るとふと1つの疑問が浮かんでくる。

 はたして、人はロボットをどう認知し、どのような感情を持つのだろう?

 今回行われた研究によると、人はロボットが人間に似ていれば似ているほど親近感を持つという。

 そればかりか、あまり良く知らない人間を助けるなら、人間に姿が似ていて、思考を持つと説明されたロボットの方を助ける傾向にあるというのだ。

・人は人命救助とロボット救助、どちらを優先するのか?

 オランダ・ナイメーヘン・ラドバウド大学のSari Nijssen氏とドイツ・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンのMarkus Paulus氏は、「人間(大人)は人命よりもロボットを優先することがあるのか?もしあるとすれば、それはどのようなような状況で、それはどの程度か?」という疑問を解き明かすための研究を行った。


・複数の人間負傷者を助けるために誰(何)を犠牲にするか?

 実験では、参加者に対して、倫理的なジレンマを感じるような状況を想像してもらい、どのように行動するか回答してもらった。

 つまり、怪我をした人の集団を助けるために、たった1人の”個人”を危険にさらすかどうか? を考えてもらったのだ。

 なお、このとき犠牲にするかどうか選ばれる”個人”とは、「普通の人間」「人間に似せられたロボット(人間っぽさの程度はさまざま)」「はっきりと機械とわかるロボット」のいずれかであった。
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