花粉、鼻炎、風邪で「鼻がツライ!」ときにやってはいけないこと (1/3ページ)

新刊JP

『鼻は1分でよくなる! 花粉症も鼻づまりも鼻炎も治る!』(自由国民社刊)
『鼻は1分でよくなる! 花粉症も鼻づまりも鼻炎も治る!』(自由国民社刊)

季節の変わり目は、風邪をひきやすい時期。熱やだるさも厄介だが、そんなときに一番苦しいのは「鼻」ではないだろうか。
呼吸がしづらいし。味がわからない。鼻をかみすぎて痛い……。風邪だけでなく、花粉症や慢性的な鼻炎を持っている人も同じような悩みを抱えているはずだ。

そんな「鼻」に関する悩みを解消するヒントを教えてくれる一冊が、『鼻は1分でよくなる! 花粉症も鼻づまりも鼻炎も治る!』(今野清志著、自由国民社刊)。
本書では、体の免疫力を高めて鼻をよくする「体の使い方」や「生活習慣」などが紹介されている。

その中から、鼻づまりのときの対処法や鼻の機能を最大限に活かすポイントを紹介していこう。

■鼻がつまっているときの「鼻のかみ方」

鼻水が多くなったり、粘っこい鼻水がたまったりすると、「チーン!」と勢いよく鼻をかみたくなる。
しかし、力一杯に鼻をかむと、より症状が悪化することもあるようだ。

鼻の内側は粘膜で覆われており、表面をよい状態に保つため、健康な人でも一日1リットルから1.5リットルの鼻水がつくられているという。その大量につくられる鼻水は知らず知らずのうちに飲み込んでいるので、普段は全く気にならない。

しかし、風邪、鼻炎、花粉症などにより鼻の粘膜が腫れると、鼻水が増えたり粘っこくなったりして鼻の奥に鼻水がたまる。すると、鼻の奥にある「鼻腔」が狭くなり、さらに鼻が詰まりやすくなるという悪循環が生じる。
そんな状態で何度も激しく鼻をかむと、炎症が悪化。ますます状態は悪くなってしまうのだ。

かと言って、鼻をかまずに鼻水をすすっていると、鼻とつながる耳の管を通して、耳の内部に粘液や細菌が逆流して炎症を起こすこともあるという。

そんな厄介な「鼻づまりのときの鼻」のかみ方について、著者が教える方法は「片方ずつ静かにかむこと」。
両方の鼻を一気にかむと、高い圧力で空気の摩擦が起こり、炎症した部分がこすれて腫れがひどくなる危険性がある。そこでなるべく刺激を与えないように鼻をかむのが、最善の方法なのだ。

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