スポーツカーとバイクが融合した近未来感。3輪の電動自動車「Model SONDORS」が今年販売予定(アメリカ)
環境への負担が少ない自動車の人気が高まる中、今年4月にアメリカの電動自転車メーカーSONDORS(ソンダース)が販売するEV車が話題になっている。
クリーンな交通手段を目指すSONDORSが開発した「Model SONDORS(モデル ソンダース)」は、100%電気で動く三輪自動車だ。
日本ではかつて、1930年代から1950年代に「オート三輪」なる三輪自動車が隆盛を極めたそうだが、昭和レトロなあの形状とはまったく違う、近未来感を感じさせるボディだ。
一見スポーツカーなのにバイクっぽくもあるユニークな車。現代のニーズに合わせたというコンパクトで低価格のゼロエミッションカーなのだ。
・電動自転車メーカーによる三輪電気自動車
Model SONDORSは、数年前に電動自転車のクラウドファンディングキャンペーンで大成功し、世界的に脚光を浴びたSONDORSによる初の電気自動車だ。
image credit:sondorselectriccar
この車も2017年におよそ1億円の資金調達に成功。すぐに試作にとりかかり、今春の販売までこぎつけた。
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動力源が電気のみの三輪自動車で、ボディはイタリアのデザイナーが担当。フェラーリやランボルギーニなどにインスパイアされたモダンな外観だ。
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・3人乗りのシンプルでお手頃なエコカー
創設者兼CEOのストーム・ソンダースによると、Model SONDORSはシンプルさと手頃な価格を念頭に作られたという。
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この車は重心を低く設計してあり、駆動系の複雑性が低減されている。一方で高い安定感やダイナミックなハンドリングを備えている。
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前に2名、後ろ1名の3シーターで、エンジンはプッシュボタンで始動。5~8秒で時速97kmまで加速するそうだ。
バッテリーはリチウムイオン電池。1充電あたりの走行距離は標準で120kmほどだが、240kmまたは320kmほど走るバッテリーオプションもあるようだ。
・コストを減らし誰もが買える低価格に
気になるお値段はというと、最も安い標準モデルでおよそ110万円。現時点でネット予約できるのはそのモデルのみとなっている。
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低価格を実現するためにディーラーが無くネット販売がメイン。購入が決まった車はオーナーの自宅に直接届ける。
SONDORSは高品質で魅力的なだけでなく、誰もが入手しやすい電気自動車をコンセプトにしているという。
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前から見るとスポーツカー、後ろから見るとバイクみたいなEV車。後ろはわりと狭そうだけど、これはちょっと乗ってみたい。
以下は自動車情報チャンネルによるプロトタイプのレビューなどだ。
Three-Wheeled Electric Car Classifies As A Motorcycle
written by D/ edited by parumo