【日本麺紀行】和歌山県が誇るソウルフード「てんかけラーメン」とは? (3/5ページ)

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それにしても、なぜお茶屋さんでラーメンなのか、不思議に思いませんか?

1958年、夏は緑茶の売れ行きが鈍ることに悩んでいた5代目社長が、「世界初の抹茶入りソフトクリーム」といわれる「グリーンソフト」を開発。その2年後、玉林園は直営の飲食店「グリーンコーナー」を開設し、本格的に飲食事業に乗り出します。

当時のラーメンブームに乗って、グリーンコーナーのメニューに「中華そば」が加わり、1967年には、てんかけラーメンが誕生。

グリーンコーナーがラーメンを売り出したのには、単にブームに乗ったというだけでなく、「なるほど」と思える心づかいがありました。

今と違って、当時は女性が一人でラーメン屋に入るということに、偏見があった時代。

しかし、「看板がお茶屋であれば、女性が一人で入ってもおかしくない」と、ラーメンを食べたくても食べられなかった女性たちのために、店舗の奥でラーメンの提供を始めたのでした。

それが今では「和歌山市民のソウルフード」とも呼ばれるほど、老若男女に広く愛される地元の味として根付いています。

和歌山県内に6店舗を展開するグリーンコーナーでは、看板メニューのてんかけラーメンをはじめ、明石焼きやカレー、丼ものなどの食事メニューをお手頃価格で販売中。

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