南にこソロアルバム、世界配信決定!(そしてアイドルとCDアルバムについての想い):南にこのタイからアイドル革命!14 (2/5ページ)
そしてその際「ファーストアルバムはどうするんだ!?」ということが大きな問題になりました。
全10曲以上を収録したアルバムであり、制作費も当然かなりかかっています。
「解散アルバムとして発表すればいいんじゃないか」という考え方もありました。
けれど、「ファーストアルバムとして出そうとしたものが解散アルバムというのはどうなの?」ということ、さらに「制作後、脱退したメンバーもいる作品を形に残すのはいいのか?」という葛藤がありました。
みんなで考えた結果、Asteriskのファーストアルバムは発売を見送りました。
それは私たちなりの「アイドルとして誠実でありたい」という想いと決意からです。
しかしその代わり、その発売されなかった〝幻のアルバム〟は『All of Asterisk』というタイトルにして、Asteriskの「解散ライブ特典」として、会場にお越しいただいたファンの皆様に無料でお配りいたしました。
ただこの事についてもですね、すごくリアルに言いますと、ご批判的なものがなかったわけではないんです。
AsteriskのことやAsteriskのメンバーたちの今後、『2ねん8くみ千葉校』の運営のことを考えてくださり、応援してくださるファンの方たちからは実際に以下のようなお声も頂いたんです。
「CDアルバムって、アイドル運営にとって大きな収入源なのに、それを売らずに無料特典なんかにして大丈夫なのか?」
「商売をしろとは言わないけどさ、もっとうまくやった方がいいんじゃない?」
確かに「地下アイドル運営」にとって「アルバムCD販売」は「チェキ撮影」などと同じく、中心的な収益モデルなんです。「3枚ご購入の方には〇〇の特典」「5枚購入の方には〇〇の特典」という形式で特典サービスを付加して複数枚をお買い上げいただくスタイルはアイドルビジネスの基本だったりもします。そのこと自体を否定する気持ちは全くありません。ただ、あのときの私たちはそういう方法をとらなかったし、とれなかった。果たして何が正解だったのかはわかりませんが、Asteriskはあの作品を「幻のファースト&解散アルバム」にして、発売せず無料特典にしたのでした。