今観ておきたい、心に刺さる就活映画

学生の窓口

心に刺さる就活映画

『何者』

(2016年)

朝井リョウさんの同名小説が原作。個性の異なる5人の大学生の就活模様を描いた作品で、佐藤健さん、有村架純さん、菅田将暉さんなど豪華なメンバーが出演しています。就活の難しさや苦悩がリアルに描かれており、就活を経験した人なら誰もが「そうなんだよな……」「これあるある~!」と共感します。現在就活中の大学生なら、より共感できるでしょう。
就活で悩む5人の登場人物を通して、就活について考えてみてもいいかもしれません。

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『就職戦線異状なし』

(1991年)
バブル崩壊直前の日本の就活模様を描いた作品。現在とは状況が異なる環境が舞台ですが、『何者』と同じく就活の理想と現実を見事に描いており、就活生は身につまされるシーンが多いでしょう。特に物語終盤での、織田裕二さん演じる主人公の大原が最終面接を受けるシーンは必見です。多少の脚色はあるものの、青田買いをしたい企業が学生を接待する様など、「空前の売り手市場」といわれた当時の就活模様を垣間見られるのも本作の魅力でしょう。

『インターン!』

(2016年)

事故で昏睡(こんすい)状態に陥った大企業の経営者・牧野正幸が、ひょんなことから就活中の女子大生・川倉晴香に憑依。彼女のインターンをサポートすることになる……というコメディー映画です。本作で注目してもらいたいのが、牧野が「未来を変える方法」として提起する「7つの大財」。「責任は常に全て自分自身にある」「常にメリットは何かを考えること」など、就活だけでなく社会人生活でも役に立つ内容なので、ぜひ映画を見て覚えておきましょう。

『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』

(2014年)

1年間の林業研修プログラムに参加した主人公のドタバタの日々を描いた作品。「なんとなく」の甘い考えで参加した主人公ですが、林業の過酷さから逃げ出そうとします。それでも次第に「働くこと」の面白さに気付き始める過程が、笑いを交えてうまく描かれています。
いわゆる「インターン」がテーマなので、就活中の大学生も共感できる作品といえるでしょう。

『私がクマにキレた理由』

(2008年)
就活がきっかけで「自分が何者なのか」がわからなくなった主人公が、自分が本当にしたいことを探す物語。就活生なら誰もが悩み考えたテーマではないでしょうか。主人公はある家庭の乳母をすることになり、そこで出会った人々との交流を通して自分の将来を見つけます。就活生よりも、就活に臨む前の大学生にぜひ見てもらいたい作品です。
ちなみに、作中では本当に主人公がクマにキレています。なぜそうなったのかは本編でお確かめください。

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『40万分の1』

(2019年)※2019年2月8日公開

就活準備を全くしていなかった大学3年生の主人公が、ひょんなことから大手広告代理店の内定を狙うことになる様子を描いた作品。就活を楽観視していた主人公は、伝説のOBから就活を乗り切るためのトレーニングを受けますが、その中で次第に就活の厳しさを痛感していきます。「就活の現実」をコミカルに描いているため、就活中の人はもちろん、これから就活をするという人は必見です。

「就活生の心に刺さる就活映画」をご紹介しました。この中で最も就活をリアルに描いているのは『何者』ですが、心に刺さりまくるのが苦手という人には『就職戦線異状なし』と『インターン!』がおすすめ。
就活をリアルに描きつつも爽やかな気分で楽しめる作品ですから、就活に前向きに取り組むパワーがもらえるかもしれませんよ。

(中田ボンベ@dcp)

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