棚橋弘至、宮原健斗を絶賛!「本当に宝」関本大介には「新日本vs関本」に期待! (2/2ページ)

リアルライブ

新日本プロレスでプロレスラーになりましたけど、こうして馬場さんの興行に呼んでいただけて嬉しかったです」と笑顔を見せた。

 棚橋は出番待ちの際、マスカラス兄弟の試合を“観戦”。「凄いっすね」と往年のスーパースターのオーラを空気で感じていた。全日本プロレスに関しては「(プロレスに)熱中してた高校生のときは、新日本が闘魂三銃士、全日本が四天王で、特に小橋(建太氏)が好きだったというね。きょう実況席にいらして、武藤(敬司)さんも見られてましたし、リングサイドには馳(浩氏)さんもいらしてました。そうそうたる大先輩の前で試合をするというのは貴重な経験でした」とコメントしている。

 対戦相手の宮原&関本については「宮原選手は本当に宝だと思いました。ハートの部分が屈託がないというか、明るい光を放っているので、昔の棚橋…。いや、僕を超える素材になると思います。これからのプロレス界は宮原選手が語ればいい」と宮原をたたえた。「関本選手とは初めてやりまして、関係者やファンの間からは関本選手はいいと伝え聞いてましたので、やってみてラリアット、逆水平…関本選手vs新日本の選手、関本vs(マイケル)エルガンとかね。ぜひまた関本選手とはつながっていけたらと思います」と関本と新日本勢との対戦にも期待を寄せていた。

 一方の宮原は「きょうは棚橋弘至さんと輝き対決というところにテーマを置いていた」と棚橋を意識していたことを明らかに。「帰ったら入場からチェックしようかなと思ってるんですけど、負けてないんじゃないかな。こうやってリングで会って、身体を触れ合って、やっぱりカリスマ性がちょっと違いますね」と刺激を受けた様子だ。

 「僕はあの輝きに負けるつもりはないし、ああいうカッコいい背中がプロレス業界にいる。僕としては唯一追いかけたい背中。きょう当たれたというのは、プロレスの神様も何か意味があると思う。その意味を確かめながらレスラーとして生きていく」と話すと、関本は「大日本プロレスを大きくするため、チャンスがあれば新日本プロレスに乗り込みたい」と、棚橋のリクエストに応えている。

 「メインの選手は馬場さんとゆかりがない」

 そんな声がファンだけでなく、タイチからも出ていたが、棚橋のプロレスはどちらかと言えば“全日本向き”。馬場さんが好むかつてのNWA世界ヘビー級王者のようなファイトスタイルだ。試合後のやり取りから、宮原との再戦や、関本の『G1クライマックス』参戦などの可能性が高くなったのは事実。これがあるからオールスター戦は面白い。

 今回は馬場さんの追善興行だったが、オールスター戦として4年に一度のペースで定期開催し、プロレス熱を底上げしてもらいたいと思う。

取材・文 / どら増田
写真 / 舩橋諄

「棚橋弘至、宮原健斗を絶賛!「本当に宝」関本大介には「新日本vs関本」に期待!」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る