入試に語学・資格試験…テストの成績がもっとも良くなる復習のタイミングとは? (1/2ページ)
現行の大学入試センター試験が来年度で終了。小学校の授業では英語に加えてプログラミング教育が取り入れられるなど、日本の「学び」や「教育」は大きな過渡期にある。我が子にどんな学習を、どのようにさせるのがいいのかわからないというのは今の親の共通の悩みだろう。
一方で、人間の脳の仕組みは変わらない。学習内容や入試制度が変わっても物事を習得する仕組みは不変のものだ。その意味では、入試その他のテストで高得点を取れるよう、学ぶべきことを効率的に身に着けるための方法論を知っておくことは、教育改革への一つの備えだろう。
では一体どのような学び方が効果的なのだろうか?
■「学習したことをその日のうちに復習」はまちがっている脳の仕組みの解明や学習法の研究は日々進歩しているもの。それだけに最新の研究で効果的とわかった勉強法には、親の世代は知らなかったことや、教わってきたやり方と違うこともあるかもしれない。
たとえば復習はその一つだろう。
「勉強したことはその日のうちに復習」が効果的な勉強法だと信じられているが、必ずしもそれは正しいとは言えないようだ。
『進化する勉強法:漢字学習から算数、英語、プログラミングまで』(竹内龍人著、誠文堂新光社刊)によると、今日学んだことについて明日テストがあるのであれば復習をすぐにやるのは効果的だが、テストまで時間があるケースでは、このやり方はいい方法ではない。
アメリカの研究グループが「歴史的な事実を覚える学習(全32問)」で行った実験の結果によると「学習から復習までの期間」と「復習からテストまでの期間」をおおむね1:4とするのが、テストの点がもっとも高くなるベストな復習のタイミングだという。つまり今日の学習内容についてのテストが一か月後(30日後)にあるならば、学習から6日後に復習するのがもっともテストの結果がいいことになる。
このように学習から一定の時間をおいてから復習することを分散学習という。