“台湾の大王”、日本で年俸が4倍に? 各国プロ野球選手の年俸を比較、メジャーは平均額も桁違い (2/2ページ)

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一方、日本の厚生労働省が2018年11月に公表したデータによると、同年の大卒初任給は20万6700円だったので、日台の賃金差は約2倍です。プロ野球選手と大卒の差は、日本では約16倍ですが、台湾はわずか5.6倍。これが原因かもしれませんが、台湾選手の海外志向は日本の選手よりはるかに強いと言われます。王選手も出身高校の野球部監督の話によると、『高校の時から海外のプロ野球リーグで活躍したい』と言っていたそうです」(台湾スポーツライター)

 しかし、メジャーの場合はケタが違う。米全国紙『USA TODAY』が6日に掲載した2019年MLB年俸ランキングによると、第1位はナショナルズのマックス・シャーザー選手の3740万ドル(約41億3225万円)。日本人選手最高額は22位のヤンキース・田中将大選手の2200万ドル(約24億3457万円)だ。今季の平均年俸は発表していないが、2018年は409万5686ドル(約4億5311万円)だったという。

 田中選手も、楽天に所属していた2013年の4億円と比べると、年俸が約6倍になった。アメリカン・ドリームは、やはり日本とはケタ違いだ。

文・内木未希

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