〈企業・経済深層レポート〉 個性的な客室が続々登場 業界に激震が走るカプセルホテル革命 (1/2ページ)

週刊実話

〈企業・経済深層レポート〉 個性的な客室が続々登場 業界に激震が走るカプセルホテル革命

 ただ寝られるだけでいい…そんな場所として扱われていた「カプセルホテル」に、近年、そのイメージを覆す革命が起きている。カプセルホテルの客室といえば、プラスチック製の狭い空間で身動きもままならず、ビジネスホテルに比べて居心地は悪かった。それが「カプセルホテルに泊まりたい!」と思う人が続出しているという。

 カプセルホテルが、ビジネスホテル以上に注目を集める理由をホテル業界関係者が解説する。
「大都市部に限っていえば、ビジネスホテルの宿泊費が1泊1万5000〜2万円となり、地方企業や個人旅行者にとっては、負担が大きい。かといって相場が3000円前後とはいえ、従来型のカプセルホテルは泊まりたくない。価格的にも空間的にも、ビジネスホテルとカプセルホテルの中間的な宿泊施設が欲しいという要望が強かったんですよ。そうした声に応えるように快適性が高いカプセルホテルが生まれました。それに加え、個性的な室内をウリにしているホテルも急増しています」

 例えば、今年4月にオープン予定で、「禅」をテーマにした「ホテル・ゼン・トウキョウ(hotel zen tokyo)」は、各部屋を“千利休の茶室”に見立てた、今までにないコンセプトのカプセルホテルだ。
「ホテル・ゼン・トウキョウを運営する株式会社SENの創業者であり代表取締役の各務太郎氏は、早稲田大学の建築学科を卒業後、電通を経てハーバード大学でデザインを学び、同社を創業。世界中の大都市の地価が高騰していることがホテル業の大きな課題だと気づいた各務氏は、空間を活かせるカプセルホテルに注目しました。それに加え、日本文化の発信です。その両方にマッチしたのが、千利休の茶室をコンセプトにしたカプセルホテルなのです」(経営アナリスト)

 同ホテルは、体格のいい外国人にも決して狭さを感じさせない室内になっている。高さは2.2㍍、幅は1.5㍍前後と、従来のカプセルよりもゆったりし、ベッドもセミダブルを採用して快適性も高いという。
「宿泊費は一泊6000〜1万円前後とビジネスホテルよりも割安です。

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