あなたの住む地域の瓦は何色?地域によって”赤い瓦”が主流の場所があるんです。でも何故? (1/2ページ)
日本で暮らしていて、住宅の瓦の色を気にしたことはありますか?「そんなの、黒に決まってるでしょ」と思うかもしれません。
しかし、全国津々浦々を見渡してみると赤い(というより赤茶色)の瓦が集中する地域もあることに気づきます。あなたの地域はどちらでしょうか?
日本海側に多い赤瓦一般的な瓦の色といえば黒(グレー)です。古くからある寺社仏閣も黒がほとんどですよね。でも、住宅を見ると、日本海側の地域には赤い瓦の家が多いことがわかります。
これはなぜなのかというと、地域の気候が関係しているといわれています。とくに赤瓦で有名な石川県の加賀や山陰地方の島根県は、日本海に面していて冬はとても寒くて積雪が多い地域です。
赤瓦は通常の瓦に比べて高温で焼かれていて、耐久性が強いのです。そのため、積雪にも耐え、凍結にも強い瓦として日本海側の地域でよく使われているそう。
石見地方の石州瓦もっとも有名なのが島根県石見地方で作られる石州瓦です。粘土瓦であり、淡路瓦、三州瓦とならぶ日本三大瓦のひとつ。この地域は古代から瓦が生産されていた(なにせお隣の出雲は神話の国)ようで、歴史は古いのです。
約1200℃の高温で焼くため耐久性があり、極寒で積雪も多い地域に多く使用されています。

