君は...本物のみかんなの? 「ジュレピュレ」、AIで本物と激似と判明。

東京バーゲンマニア

「ジュレピュレ 瀬戸内みかん」(左)と「ジュレピュレ 山梨ピオーネ」
「ジュレピュレ 瀬戸内みかん」(左)と「ジュレピュレ 山梨ピオーネ」

菓子メーカーの「カンロ」は、2019年2月27日、発売中の果実系グミ「ジュレピュレ」のおいしさをAI味覚センサーを使って検証した結果を発表しました。

「ジュレピュレ」とは、厳選果汁ジュレをたっぷり閉じ込めたグミで、中に閉じ込められた果実感のあるジュレが特徴です。

現在、「ジュレピュレ 瀬戸内みかん」「ジュレピュレ 山梨ピオーネ」の2種類が発売中なのですが、検証の結果、「瀬戸内みかん」と本物のみかんを比較したところ、甘味・酸味数値が"ほぼ一致"し、本物のみかん果実とよく似ているという結果がでました。

AIも味博士もお墨付き

検証実験で使用したのは、AISSY株式会社の味覚センサー「レオ」。慶應義塾大学で研究・開発された、AI技術を用いてヒトの味覚を再現するセンサーです。味蕾の代わりをするセンサー部分で食品サンプルから電気信号を測定し、独自のニューラルネットワーク(人工的な知能の実現)を通し、5つの基本味を定量的な数値データとして出力しています。

本物のみかんの果実と、「ジュレピュレ 瀬戸内みかん」の甘味と酸味の数値を比較したところ、

【甘味】みかん果実/3.48 「ジュレピュレ 瀬戸内みかん」/3.51
【酸味】みかん果実/3.11、「ジュレピュレ 瀬戸内みかん」/3.04

というかなり近い数値に。甘味と酸味バランスを見ても、本物のみかん果実とよく似ているというのです。

「ジュレピュレ 山梨ピオーネ」と、本物のピオーネの果実の甘味と酸味を比べても、総合的に、本物のぶどう果実の風味を最もよく再現していることがわかりました。

この結果について、「味博士」こと、AISSY株式会社代表取締役社長で、慶應義塾大学共同研究員の鈴木隆一氏は、

「『ジュレピュレ』は、2つの味とも甘味と酸味の数値が本物の果実ととてもよく似ています。また、甘味と酸味のバランスもかなり近い数値を示しています。これは"ほぼ一致"と言っていいレベル」と、解説します。

「もちろんグミと果実ですから食感や水分量は異なりますが、味覚的には"果実そのもの"です」とも。

東京バーゲンマニアの記者も「瀬戸内みかん」味を試食したところ、まわりの酸っぱいパウダーが最初強い印象を受けますが、噛むとじゅわ~とほどよい甘みのあるジュレが飛び出してきます。たしかに酸味と甘みのバランスは本物のみかんに似ているかもしれません。

グミというより新しいタイプの"果汁お菓子"といった感じです。

仕事中や移動中にリフレッシュしたりスッキリしたりするには、うれしいアイテムだと思いました。

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