なぜ世界のビジネスエリートは、 子どものころ自宅の部屋代を払っていたのか? (1/3ページ)
世界で活躍する一流ビジネスパーソンには、日本では考えられない育ち方をしている人が多くいます。
特にお金に関してです。親にしてもらう掃除の代金、食事の代金、それどころか、子ども部屋の家賃まで支払っていたという人も珍しくありません。食卓では「どの銘柄に注目しているか?」といった株に関する話題が飛び交い、今では「ブロックチェーン」「フィンテック」といったワードも、小学生にしてふつうに情報交換しているといいます。
一方、日本の教育では、「お金」について学ぶ機会はほとんどありません。それどころか、お金について公に話すことは、家族間であっても、はしたないだとか下品だとかいう風潮がいまだに残っています。
「その子がどんな人生を歩んでいくにせよ、絶対に子どもの頃から学んでおくべきこと。それは意外かもしれませんが、『お金』です。英語やプログラミングももちろん大切。だけど何より優先すべき勉強は、『お金』です」
こう話すのは、アメリカのメガバンク、バンク・オブ・アメリカで史上最年少にして全米No.1の営業成績を達成した、酒井レオさん。酒井さんは、ニューヨークで生まれ育った、両親が日本人の日系アメリカ人です。マンハッタンにある国連大学の幼稚園に通い、幼いころはユダヤ人のコミュニティの中で育ち、ユダヤのエリート家庭の教育を目の当たりにしてきたといいます。
ユダヤ人といえば、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、グーグルのラリー・ペイジ、スターバックスのハワード・シュルツなどなど、世界の名だたる企業を生み出した「お金に強い」民族だといえます。そんな環境の中で育った酒井さんは、著書『世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』(アスコム刊)の中で、
「お金を学び、お金に強くなることこそ、将来子どもが幸せになるためのパスポートである」
と断言しています。
酒井さんのいう「お金に強い」とは、かならずしも「大金持ち」を指すわけではありません。