今年の日本ハム・斎藤佑樹は一味違う! 一軍戦力となりうる秘策とは (1/2ページ)

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今年の日本ハム・斎藤佑樹は一味違う! 一軍戦力となりうる秘策とは

 斎藤佑樹(30)がメジャー戦術で一軍定着となるかもしれない。

 シアトル・マリナーズがオークランド・アスレチックスと日本で開幕戦を行う。マリナーズが巨人とのプレシーズンマッチを行った3月18日、アスレチックスも日本ハムと戦っていた。その重要な一戦の先発マウンドを託されたのが、斎藤だった。

 2回1失点。打者9人と対戦、全31球、被安打1、四球2、奪三振1。相手はメジャーリーガーである。上出来と言っていい。

「2イニング目を終え、斎藤がベンチに帰ってきたとき、栗山英樹監督(57)が近づいて行きました。後で何を話したのかを聞いたら、『交代させるから、ゴメン』と。交代の理由は他投手の調整のためと説明したそうです」(スポーツ紙記者)

 一般的に、先発投手の責任イニングは5、6回と言われている。そこに中継ぎ専門のセットアッパー2、3人が登板し、クローザーが9回を締めて終わる。ペナントレース本番も近いだけに、先発マウンドを任されたピッチャーはある程度、長いイニングを投げなければならない。好投していた斎藤の降板がアナウンスされると、スタンドのファンも少し驚いていた。

 しかし、アスレチックス・ベンチは“違和感”を持たなかった。

 同試合を観戦していたア・リーグ中部地区チームのスカウトがこう質問してきた。

 「『オープナー』という投手継投策が、メジャーでははやりなんだ。ファイターズもサイトーをオープナーで使っているのかい?」

 オープナーの戦術とは、先発ピッチャーに打者1巡をめどに2イニング程度しか投げさせないこと。その後、セットアッパーのピッチャーを3、4人投入するか、本来ならば先発で投げていたはずのスターターを出す新・継投策だ。

 「スターター(先発)は立ち上がりが悪く、試合の中で投げながら、調子を上げていくタイプが多い。初回に失点すると、試合の主導権を奪われてしまうから、そこをしのぐためにセットアッパータイプのピッチャーを先に出すんだよ」(前出・同)

 たしかに、斎藤が相手打線につかまるのは、「打者2巡目以降」というパターンが多かった。

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