ホンダ・S2000発売から20年、根強い人気で中古車の価格高騰中!S2000の歴史や最新のチューニングトレンドは? (3/5ページ)

イキなクルマで

このエンジンの変更は走りの部分だけではなく年々強化される環境基準に対応する意味合いもあったようです。

このマイナーチェンジでは外観には大きな変更はなく、内装もメーターに時計や外気温表示が追加されるなどの変更があった程度でした。

専用エアロや強化サスペンションのタイプS追加

S2000最後となるマイナーチェンジが施された2008年には、初となる電子制御の横滑り防止システムVSAが搭載されました。

またワイディング走行に焦点を当てたタイプSが国内仕様に追加ラインナップ。専用セッティングの強化サスペンションやボディの軽量化、空力性能を最適化させた専用エアロを纏い高速域での操縦安定性を増したモデルとなっています。

このタイプS発表の一年後の2009年、S2000は生産終了となりその歴史に終止符が打たれました。

■ホンダ・S2000の超希少モデル 北米で発売されたCR

出典元:http://intensive911.com/?p=166868

日本でタイプSが販売された2008年、北米ではCR(クラブスポーツ)が販売されました。

これはその名の通りサーキットでの使用を視野に入れたモデルで、通常モデルと比較して40㎏以上のボディの軽量化、サスペンションなどの足回りの強化、そしてタイプSと同じ空力性能に特化したエアロパッケージを採用しています。

シートにはアルカンターラが使用されるなどかなり気合の入った仕様。タイプSよりもスパルタンな印象のモデルです。

このCRはなんとたった59台しか製造されなかった超希少モデルでもあります。2018年にはオークションに出品され話題を呼びました。

「ホンダ・S2000発売から20年、根強い人気で中古車の価格高騰中!S2000の歴史や最新のチューニングトレンドは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、ホンダS2000カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る