貴乃花の絵本:ロマン優光連載131 (1/3ページ)

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貴乃花の絵本:ロマン優光連載131

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第131回 貴乃花の絵本

 先日、仕事が終わって家に帰ったところ、たまたまテレビでやっていた日本テレビの『発言X』という番組での元・貴乃花親方の発言を見てしまい、すごくモヤモヤした気分になってしまいました。
 第三の人生で絵本作家を目指すというのは別にいいんですよ。番組で公開された鉄拳さん作画による絵本はカエルの一家の家族愛をうたったもので、作画の力もあってよくできていたと思います。誰よりも高く飛ぶことを目指した主人公が家族と別れカエル飛びのチャンピオンになるも、内心のむなしさに気づき、家族の元に帰り家族の愛につつまれて幸せな気持ちになる。父・母・兄・主人公という家族構成といい元・貴乃花親方の人生を思わせるような物語で、今の彼の心情が素直に表れているのでしょう。
 出演中、ずっと家族への想いを語っていた元・親方。疎遠になってしまった母や兄との関係性を取り戻そうというのはいいことです。しかし、家族への想いを語りながら、私の見ている限り、自身の息子である優一氏について何の言及もないように見えたことで、何だか落ち着かない気分になってしまいました。
 離婚してしまい寂しい気持ちの元・親方が、母や兄と仲直りしたい気持ちはわかります。しかし、元・親方の家族は母や兄だけではなく、息子や娘もまた家族のはずです。色々素行が取り沙汰されている優一氏についての想いを語ることなく、家族愛について語られても、何だか変な感じがしてしまいます。娘さんに対する言及はあったものの、優一氏はまるで存在してないかのようでした。
 また、母や兄に対する想いを語るのはいいのですが、自分の兄である花田虎上氏に対して行ってきた言動がまるでなかったかのように語られていて、そこもまた不安になります。洗脳騒動以降の彼の兄に対する言動というのは非常にアタリが強いものであり、やられた方にしてみれば簡単に水に流せるようなものではないと思います。
 相手に対して行ってきた仕打ちに対して謝罪することもなく、自分が仲直りしたくなったからといって、急にメディアで一方的に和解したいと言ったりするのは、何か変だと思うのです。相手も困惑してしまうでしょう。

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