追悼・内田裕也「勝新太郎と大げんか」譲らなかったロッケンロール魂 (2/2ページ)

日刊大衆

そうしたことへの不満もあったのか、撮影中は蟹江さんに喧嘩を売ったりもしたそうですが(笑)、演技は抜群だった。周囲の一流どころを食う存在感で、『座頭市』は勝の叔父ちゃんと裕也さんの才能のぶつかり合いの作品だと思っています」(前同)

 銀幕のスーパースター・勝にかわいがられていたという内田。周囲がひれ伏す絶対的な存在だった勝に、内田は一度だけ食ってかかったことがあるという。

「あるとき、勝の叔父ちゃんが裕也さんのことを“バカが”と、なにげなく言ったんです。すると裕也さんが“バカバカ言わないでくださいよ!”と声を荒げた。安岡力也さん、ジョー山中さんや僕らは凍りつきましたよ。これに、勝の叔父ちゃんが“バカって言ったらバカだろうがッ!”と怒鳴り返した。すると、裕也さんは“はい……”と静かになりましたね」(同)

 みんなに愛されたロッケンローラーは、天国へと旅立った。

 3月25日発売の『週刊大衆』では最新芸能情報を多数掲載。ジョン・ウー監督作品で長澤まさみが挑戦したという“バストトップ解禁”の新情報について詳しく報じている。

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