追悼・内田裕也「勝新太郎と大げんか」譲らなかったロッケンロール魂 (1/2ページ)

日刊大衆

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 新元号を待たずして、また一人の大物がこの世を去った。

「3月17日午前5時、ロック歌手の内田裕也さん(享年79)が肺炎のため亡くなりました。裕也さんといえば、昨年9月に、40年以上別居していた妻の樹木希林さん(享年75)が亡くなったばかり。先に天国へ向かった希林さんの後を追いかけ、“ありがとう”の言葉を直接かけに行ったのかなといわれています」(芸能プロ関係者)

 今回、内田の逝去とともに報じられるのは、常識を超えた内田と樹木の夫婦愛の逸話や、ぶっ飛んだ内田の破天荒エピソードが多い。しかし長年、内田と公私にわたって交流があった俳優の若山騎一郎さん(54)は、「裕也さんは歌手としても、そして俳優としても、やはり天才だったと思います」と語り、こう続ける。

「大したヒット曲がないといわれるけど、歌うと抜群にうまい。俳優としては、僕の叔父である勝新太郎の監督作、映画版『座頭市』が素晴らしいと思います」

 1989年に公開された『座頭市』。興行収入11億円を叩き出した同作には監督で主演の勝、緒形拳、蟹江敬三、樋口可南子ら一流俳優が出演していたのだが、

「裕也さんは赤兵衛という役を演じたんですが、当初は、もっと主要な役どころだったようです。

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