ボクシング山根明前会長・衝撃告白「自殺しようと思っていた」 (1/2ページ)

日刊大衆

ボクシング山根明前会長・衝撃告白「自殺しようと思っていた」

 昨夏の“ボクシング騒動”で一躍、渦中の人物となった日本ボクシング連盟前会長の山根明氏(79)。最近はバラエティ番組でも活躍中だが、そんな山根氏が自叙伝『男 山根「無冠の帝王」半生記』を出版。その内容を熱く語った。

「自分の本なのに4回も泣きました。〈はじめに〉を読んだだけで、騒動のこと、これまでのことを思い出して泣けたね。本書にも書いていますが、騒動渦中のとき、私は自殺しようと思っていたくらいですから」

 山根氏が海外の試合で銃撃される描写から始まる〈はじめに〉。帯にコメントを寄せたビートたけしが「生きるアウトレイジ」と称する通り、本書に描かれた内容は波乱万丈だ。

「大阪の堺で生まれたのに、終戦直後、祖父母を頼って韓国に移り住んでいる間に、日本国籍失ってしまった。日本語しか話せないのに。韓国から日本へ密航するくだりは泣いて鼻水出たね」まさに、激動の戦後史を体現した半生。

 さらに、その登場人物も大物ばかりだ。「騒動時、“ボクシング経験がない”と批判されましたが、経験はもちろんあります。一番の思い出は大阪府立体育館でのタイトルマッチ、レオ・エスピノサ対大滝三郎の前座試合。その際の写真も本に載せています。リングに上がると客席に力道山がいるのが見えてね。“力道山さん! 握手してください”と客席まで駆け寄ったんです。当然、リングサイドの親父は激怒。戻ったらバーンて、平手打ちですよ(笑)。試合前に、相当ダメージくらったわ」

 山根氏らしい“天然”エピソードだが、そんな豪快な性格が引き寄せたのが、三代目山口組・田岡一雄組長との出会いだ。「50年ほど前、個人的な人間関係の縁で、小田秀組・小田秀臣組長のドライバーを務めたことがあったんです。山口組本家までお送りしたときのこと。待機部屋で戻りを待っていたときにトイレに行きたくなったんですよ。それでトイレを探していたら、屋敷で迷子になってもうて。

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