新元号発表間近、昭和と平成…ママたちのコリも元号で変わる!? 「おんぶ」の昭和ママと「抱っこ」の平成ママ平成ママは「背中」「足」「腰」がお疲れ気味!? (7/10ページ)
でも、その反面ママたちも楽しんで家事をしている時代です。
また、育児でいうと、少なくとも昭和50年代くらいまでは外出時には「おんぶ紐」という習慣が残っていました。家の中でも、子どもをおんぶしながら料理するお母さんもいたかもしれないですね。平成のはじめくらいに、私、子どもが台所に入ってこないようにする柵があってびっくりした記憶があります。ああやって、2~3歳の子が入れないようにしていたのが平成に入ってからかなと思います。
◆平成の家事・育児事情はどう変わった? 「手抜き」の肯定、男性の参加も変化の一因に
平成になると家電や台所設備もどんどん進化します。まず、システムキッチンが80年代くらいから普及していきます。冷蔵庫は大型化していきますね。今は冷蔵庫の表面を拭いただけで汚れが取れたりするじゃないですか。今はそういうものを通じて、お手入れが楽な家電・台所設備は増えていますね。そういう意味で、50~60年前とお手入れの手間を比較するとだいぶ楽になっています。あとは、平成、特に2000年代になって割とお母さんの地位が変わってきたと思います。それまではお母さんが小さい子どもを連れて遠出することに対して、世の中のプレッシャーが強かった。でも、2000年くらいからベビーカーを押して電車に乗るっていうお母さんが増えてきて。お母さんが子どもを連れて遊びにいったり、遊び場に託児所を設けるような施設も出てきて、「お母さんだって遊んでいいよ」という空気になってきたと思います。それまではお母さんは遊んじゃダメという心理がありました。これも価値観の違いの問題です。
2010年代の半ばごろからだと思いますが、家事の省力化を訴える声が大きくなりはじめるまでは、まだ家事の手抜きに対する罪悪感が残っていた。でも今は、家事の手を抜くことは間違いじゃないという風にママたちが手抜きを自己肯定できるようになりました。あとは、パパたちの「イクメン」ブームも、今から10年くらい前に始まって、男の人も恥ずかしくなくなってきました。10年遅れて、パパが「育児が楽しい」と言っても大丈夫な雰囲気になってきた。そして、男性が育休をとるようになってきたのがここ最近です。