どの職場にもいる「自分のために他人を犠牲にしても気にしない人」の正体 (1/2ページ)
あなたが働いているオフィスや、通っている学校、あるいは家族や親戚に、こんな人はいないだろうか?
・自分の利益のためなら人を陥れることも厭わない人
・言葉巧みに相手を支配する人
・嘘をついてでも自分の立場を強く見せたがる人
こういう人への対応は難しい。うわべはとても穏やかで、悪意があるようにはとても見えない。しかし、気がつけば弱点につけ込まれて不利益を被ったり、言うことを聞かざるを得ない立場に追い込まれてしまったりする。それを第三者に相談しても、一見して「いい人」であるため取り合ってもらえない。
「潜在的攻撃性パーソナリティー(=マニピュレーター)」と呼ばれるのはこういった人である。
■決して悪意を見せずに相手を支配する「マニピュレーター」の特徴『他人を支配したがる人たち』(ジョージ・サイモン著、秋山勝訳、草思社刊)は、どんな職場や組織にも一定数存在するマニピュレーターの特徴と、人を攻撃し、従属させる手口、そして彼らへの対策を解説する。
彼らは決してわかりやすく相手を攻撃したり、悪口を言いふらすようなことはしない。悪意が露呈しないようにふるまうのが極めてうまいのだ。しかし、やはりその行動やロジックにはいくつか特徴がある。代表的なものを挙げていこう。
・矮小化何か自分に非があることで人から問い詰められると「そんなに言われるほど大したことではない」と、自分の非をありきたりなものに見せかけようとする。
・虚言目的のためなら手段を選ばないため、必ずウソをつく。
・否認悪意から他人を害したことが明らかな場合でも、決してそれを認めない。それどころか「犠牲者の方に問題があったのではないか」という方向にロジックを持っていこうとする。
・選択的不注意(または選択的注意)相手の警告や申し立てをわざと無視する。自分の目的の妨げになる部分に対して注意を払うことを拒む。
・合理化自分の行動こそが最善の選択肢なのだと、自分の悪行を合理化する。