今や高値で取引されるBMW・02シリーズの歴史を振り返る!前期2002Tiから後期ターボまでスペックを解説! (1/5ページ)
今では伝説とも言われるBMWの02シリーズ!
旧車としてだけではなく現在でもファンの心を惹きつけてやまないその魅力はいったいどこにあるのでしょうか?
今回はそんなBMW・02シリーズに焦点をあてて、その魅力を余すことなくお伝えします。
■BMW・1500の2ドアセダン版として1600-2登場まずは、BMW・02シリーズの発売の起源に迫ってみます。
BMW・02シリーズの起源とされるのは1960年代に先行して発売されていた4ドアのセダンが原型です。もともと、1500CCのエンジンを搭載したスポーツ感あふれるつくりであった初代を、1966年に2ドア・排気量1600ccとして発売したのがその始まりです。
その時の型式が1600-2(のちに1602)であったため、同シリーズは02シリーズとして定着していきます。
その後に1500ccモデルや2000cc・1800ccなど様々な排気量の同シリーズ車が発売となり、当時のスポーツカーブームの先駆けとして、ヨーロッパ以外の地域でも人気を集めました。
日本では「02」を「マルニ」と呼んで親しまれていました。
そんなBMW・02シリーズですが、大きく2回のモデルチェンジを行っています。モデルチェンジの度に魅力的なラインナップがついかされ、さらにファンを魅了していくことになります。
■丸テールが特徴の02シリーズ前期モデルまずは、特徴的な丸いテールランプがトレードマークの前期です。
前期モデルとしては排気量の違いやカブリオレやハッチバックなど特徴的なモデルが次々に発表となりました。
オプションで選べたBMW1600-2カブリオレ引用元:https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/article/NEWS/20060915/121217/?P=2
中でも特徴的だったのが1600-2のオプションとして選択できたカブリオレです。