向井理『わたし、定時で帰ります。』で冷酷“ヒヤメン”キャラ爆発か (2/3ページ)

日刊大衆

このドラマで向井はゾッとするようなクズ役だったにもかかわらず、好青年を演じた桐谷健太(39)を上回る人気を獲得した。「彼にならいじめられたい」といったコメントまで相次いだという。もし向井の存在がなかったら、このドラマの面白さは半減していただろう。

 理知的な男を演じることの多い向井理だが、ドラマを離れた現実の顔も明治大学農学部生命科学科で遺伝子工学を専攻し、研究チームでの受賞歴もあるほどの秀才だ。しかも、甘いルックスに182センチという高身長。恋愛でも、「あんまり女性の話は聞いていない」とインタビューで堂々と答えている。演技でガンガンに漂う上から目線は、本人の持つ自信によって裏づけされているものかもしれない。

 そんな向井理の『わたし、定時で帰ります。』での役どころは、「人は寝なくても死なない」を持論とする体育会系の精神論者、種田晃太郎。超迷惑なワークホリックだ。向井がこういったキャラを演じるときに出す、「弱者の心が通じないオーラ」はすさまじい。最高に人なつっこいのに、目が全然、笑っていない。こんな複雑な笑顔を出せるのは、地の性格によるのか演技力によるのか、どちらにしても俳優として大きな武器だ。あえて彼のために、「ヒヤメン」(冷酷なイケメン)というカテゴリーを作りたいほどである。

■向井理とユースケ・サンタマリアのダブル怪演に期待!

 実は向井理だけでなく、アイドル的な人気や爽やかなキャラが続いた俳優は、こういった闇ポジションを演じさせると妙にハマる。かつては誠実さを前面に出していた石黒賢(53)も年齢を重ね、今ではその知的な顔を逆利用して「裏で悪いことをしている要人」の役をやらせれば、右に出るものなしだ。

「向井理『わたし、定時で帰ります。』で冷酷“ヒヤメン”キャラ爆発か」のページです。デイリーニュースオンラインは、わたし、定時で帰ります。リーガルV・元弁護士・小鳥遊翔子あなたには帰る家がある東出昌大ユースケ・サンタマリアエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る