48グループと坂道シリーズに共通する、“イジメ隠蔽体質”が生じた理由

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48グループと坂道シリーズに共通する、“イジメ隠蔽体質”が生じた理由

 元欅坂46のメンバーで女優の今泉佑唯が、複数のメンバーから陰湿なイジメを受けていたため、18年にグループを卒業していたことが報じられ、波紋を広げているが、その続報を発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 この件は同誌の電子版で報じられたが、イジメの主犯格のメンバーは5人で、今泉に対して陰湿なイジメが繰り返されていたという。

 運営幹部はメンバー全員から聞き取り調査。その結果、イジメがあったことを認め、「主犯格5人を辞めさせる」とまで約束。しかし、主犯格は辞めさせられずイジメはエスカレート。

 結局、今泉はグループを辞め、運営側はイジメの事実隠蔽に躍起になり、関係者から元メンバーにまで箝口令を敷いたという。

 今泉は昨年8月にブログで卒業を発表したが、同誌によると、運営はブログを検閲するなど、事実隠蔽に必死。最後の活動は卒業セレモニーも兼ねた11月の握手会だったが、運営は今泉に対し、「泣いてほしい。泣くことで美談になる」と提案。坂道グループの卒業メンバーへの恒例だという花と手紙もナシ。メンバー全員で撮った集合写真のみが、今泉への“卒業記念品”となったというのだ。

 いまだに騒動が収束していない、NGT48のメンバー・山口真帆の暴行事件についても、ほかのメンバーからの山口に対するイジメが事件の背景にあると報じられている。

 坂道シリーズと48グループが“イジメ隠蔽体質”になってしまったのには、理由があるようだ。

 「現場を任されている運営は、何があっても総合プロデューサーの秋元康氏ににらまれないようにしたい。そのため、『臭い物にはフタ』の論理で、事実を隠蔽して騒動を収束するのが最善策という共通認識。なので、当然、秋元氏の耳にはいい話しか入らないようになっているのが現状」(音楽業界関係者)

 今後も悪しき体質が改善されることはなさそうだ。

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