浴室で不審な物音が・・・警察に通報し、銃を構えた警官と警察犬が突入!だがその犯人の正体は!?(アメリカ) (3/3ページ)
14時13分、911通報からわずか25分後には事件解決となったこの出来事。警察からの最後の報告は次のように締めくくられた。
我々が通報を受けた家に入った時、カサカサという音を耳にした。音は一層頻繁に聞こえるようになり、我々がついに浴室のドアを押し破ると、そこにはロボット掃除機ルンバが、徹底的に掃除をしている状況に遭遇したその後、ワシントン郡保安官事務所はフェイスブックでボディカム映像と911オーディオを公開。更には「容疑者確保!」とキャプション入りで、ルンバの写真を投稿した。
米メディアの取材で「思わず吹いてしまった」と話すのは、この一件を聞いた同郡保安官事務所のダニー・ディピエトロ保安官だ。
浴室に突入した警官らは、何が起こったのか一瞬わからなかったようです。どんな凶悪犯にも構える覚悟をしていただけに、ルンバを見て「なんだ? 何が起こっているんだ? 誰かのイタズラか?」と思ったようです。
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image credit:Washington County Sheriff's Office/Facebook
・ルンバがいい仕事をしてただけ。通報は間違っていない
2人は、浴室に会ったルンバの存在も、ルンバが勝手に掃除を始めたことも、全く知らなかったようだ。
同時に、警察の手間をかけたことにひたすら恐縮し謝罪していたという男性2人。しかし、警察からは「犯人がルンバとは限らないケースも往々にしてある。通報は間違ったことではなかった」と慰められたという。
いずれにしても、ルンバは浴室で警察も認めるほどのいい仕事をしていたといえよう。
結果的には、通報した男性らが恥をかく結果となってしまったが、凶悪犯が潜んでいなくて本当によかった。
written by Scarlet / edited by parumo
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