世界はまだまだ捨てたもんじゃない。盲目の母親の為に超音波の赤ちゃんを3Dプリントで立体化した医師 (2/4ページ)

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そのため彼女はお腹を蹴る小さな足などを頼りに出産を心待ちにしていた。


・医師に赤ちゃんの姿を聞くタチアナさん

 その日のタチアナさんはエコー検査でモニターに映る赤ちゃんの様子を医師に質問していた。
 
 「赤ちゃんは目をつぶってますよ」と聞くと、「小さな鼻に小さな口ね…この子はどんな匂いかしら?ああ、待ち遠しいわ!」と嬉しそうに想像を巡らす。

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 その一方でプリンタが作動。エコーのデータの印刷が始まる。

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 すると医師が「もし赤ちゃんに触れたらわかりますか?」と質問。
 「ええ、わかるわ。あごは細くて鼻は丸いかも…」と、笑顔で答える彼女。

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・3Dプリンタで赤ちゃんの姿がわかった!

 そんなタチアナさんに医師が「息子さんですよ」と小さな包みを手渡した。中には白いレリーフのようなものが。

 これが私の赤ちゃん!?タチアナさんは大喜び。すぐに指でわが子の顔を確認する。その後「私はあなたの息子です」という点字にも触れ思わず涙。

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