GW高速道路の渋滞を完全予想!「ガラガラになる」3日間があった!?

日刊大衆

画像はイメージです
画像はイメージです

 改元にともなう空前絶後のGW10連休。例年のGWやお盆休み以上の長期休暇とあって、帰省に旅行にと、遠出する人は多くなるはずだ。そうなると気になるのが、高速道路の渋滞だ。

 実際、『ネクスコ中日本』の広報に問い合わせると、「GW10連休で、例年よりも車での外出、旅行人数が多いと予想されています。そのため、全国で5キロ以上の渋滞の予想回数は、例年よりも多い」と言う。

 そこで大事なのは、「渋滞を予測されている日にち、時間、場所をズラす」(前同)こと。渋滞に一度ハマってしまうと有効な打開策はないが、危険箇所を避けて通れば時間も体力も節約でき、何より、ストレスを感じずに済む。

 そこで『週刊大衆』では、各高速道路会社が公表している渋滞予測を集計。10連休の渋滞を徹底的に分析した! 実は、今年の渋滞には特徴がある。長い10連休とあって、渋滞回数こそ多くなるものの、分散されるため「30キロ以上の大渋滞の予測は少ない」(同)のだ。とはいえ、最大予測は40キロと決して油断はできない。では、10連休のうち、いつを車での移動日に当てればいいのか。下の、日別の渋滞予測回数表を見てほしい。

 これを見ると、前半と後半に渋滞のヤマ場が2つあり、その間、渋滞が少ない2日間があるのが分かる。

「10日間で、いつ旅行に出かけるかというアンケートを取ったところ、元号が変わる前後4月30日(火)と5月1日(水)は、祭礼をテレビで見るなどで、外出を控えている結果に。そのため、この2日間は道路が空いていることが予測できます。旅行するなら狙い目と言えるでしょう」(同)

■4月28日は上下線とも最も渋滞回数が多い

 では、それぞれのヤマ場を具体的に見ていこう。まず、前半に迎える“魔の渋滞期間”は、上下ともに、4月27~29日の3日間で、連休が始まると同時に発生する。中でも、4月28日(日)は上下線ともに最も渋滞回数が多い。

 一方、後半は、上りが5月3~5日の3日間、下りが5月2~5日の4日間となる。下りのほうが1日長いのが特徴だ。実は、ここで、前述した4月30日と5月1日以外でも“狙い目”がある。それは、最終日である5月6日(月)だ。

 上りで言えば、最大警戒日の5月4日が「10キロ以上の渋滞回数」(以下A)=39回、「20キロ以上の渋滞回数」(以下B)=10回であるのに対し、6日はA=10回、B=4回と格段に少ない。

 下りはさらに減少幅が大きく、3日がA=33回、B=5回であるのに対し、6日はA=1回、B=0回だ。高速道路に詳しい交通ジャーナリストの村松虎太郎氏は、こう話す。

「通常であれば、休みをギリギリまで使おうと最終日も渋滞が多いんですが、今回は余裕を持った日程を組む人が多いんでしょう。事前の渋滞予測を確認する必要がありますが、6日を移動日に使えば、帰省や行楽地でギリギリまで過ごせるうえに、渋滞を回避できる可能性が高いんです」

 今までの分析を総合すると、下りは4月30日、5月1日、5月6日の3日間、上りは5月2日も含めた4日間が狙い目というわけだ。

 現在発売中の『週刊大衆』5月6日&13日合併号ではゴールデンウィークの渋滞情報を総特集。全国53地帯についての渋滞時刻と渋滞距離を予想し、意外な抜け穴について掲載している。

「GW高速道路の渋滞を完全予想!「ガラガラになる」3日間があった!?」のページです。デイリーニュースオンラインは、渋滞ゴールデンウィーク自動車カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る