上野駅の「絵師駅員」じわり人気 ホワイトボードに美麗イラスト、かわいいパンダ駅員も (1/2ページ)
東京・上野駅に設置されているホワイトボードが、乗客を和ませている。
上野らしくパンダのイラストが
このホワイトボードは、広い上野駅の入谷改札にあるもの。「定期券購入は、もうお済みですか?」と書かれたボードでは、
「3月末から4月上旬のみどりの窓口はもの凄く混雑します...!!」
と、通勤定期券なら自動券売機で買えることをアピール。駅員風のパンダが券売機に人を誘導するイラストもキュートだ。
いったい、どんな人が描いたのだろうか。2019年4月上旬にこのボードを見つけたJタウンネットが、JR東日本に詳しい話を聞いた。
実は以前からひそかな人気このパンダのホワイトボードは、4月24日昼現在も入谷改札に掲出されている。
JR東日本東京支社の広報課担当者によれば、イラストと文を描いたのは、JR東日本ステーションサービスで駅業務を担当する20代の女性社員だという。
行列と、すいすいとカードを使う人の対比がすごい
精巧に特徴を捉えているパンダの絵だが、これは作者が一からデザインし、本物のパンダの写真を参考に描いたものだ。駅ということで駅員風の帽子もかぶせてある。
春は春休み・年度始め・ゴールデンウィーク(GW)が続くので、定期券うりばが非常に混雑する、自動券売機でも定期券が買えることを絵で丁寧に説明している。このイラストには、
「パンダの毛の表現がすごい」
「癒される」
「並んでいる人の絵もかわいい」
などの感想がSNSに投稿されている。
実はこの入谷改札では、以前からホワイトボードに様々なイラストやメッセージを描いてきて、じわじわと知名度を広げつつあった。